てんかん患者は車の運転ができないのか ~いつか愛犬とドライブを~
答えはNo。
運転できます。
ただし、法律上の条件はクリアしていること。
わたしは突然意識を失って倒れてけいれんするそうです。
(自分で見ることはできないので、聞いた話です)
てんかん発作の症状は人によって違うので、タイプによって条件は変わります。
わたしのように意識を失うタイプは最終発作から2年以上たっていればOK。
タイプによっては最終発作から2年たっていなくてもOK。
(詳しい説明は省略します)
最終発作から5年以内だと、都道府県の免許センターに診断書を出して取得・更新します。次回更新までの間に提出するときもあります。
「発作が5年以上なかった」
という診断書が出して、また発作が起きなければ次から診断書は不要になります。
発作が原因で失効したり、停止になっても違反点数はつきませんので、すでにゴールド免許にはなっているのですが、
この「5年以上」というのがなかなか大変で、まだクリアできていません。
が、順調にいけばクリアできそうになりました。
失効、再取得、停止、更新を繰り返しながら、やっとここまできました~。
失効しても、停止になってもあきらめなかったのは愛犬のおかげでした。
先代の愛犬はドライブが大好きでした。
とにかく車が大好きで、「これに乗ると楽しいところに行けるんだ!!」と目を輝かせていました。
しかし、先代の愛犬が亡くなってから一気にモチベーション低下。
完全にペーパードライバーとなり、運転が怖くなってしまいました。
現在の愛犬はあまり車が好きではありません。
先代の愛犬がいたころは横浜に住んでいて、ドッグランやドッグカフェがたくさんあって、「車=楽しい場所へ行く」という図式があったのです。
今はそのような環境ではなく、車で出かけるのは獣医さんやシャンプーがほとんど。
待遇(?)の違いには申し訳ないなと思いつつ、運転は怖いのです。
両親も高齢者講習を受ける年齢になり、いずれ返納するでしょう。
その頃にはわたしが運転して、買い物や外出のサポートができるようになりたいのですが。
抗うつ薬の影響からかぼーっとしやすいのも踏み出せない理由です。
自分で運転して愛犬を遠くの、広い公園に連れて行ってあげたい。
愛犬と旅行へ行きたい。
「車、大好き!!」って気持ちにさせてあげたい。
交通事故の原因がてんかんだとメディアには大きく取り上げられます。
しかし、誰にだって突然意識を失うことがあります。
てんかんになっても車の運転をあきらめなくていい、条件さえクリアしていれば過度に心配しなくていいということは世間に知ってもらいたいなと思います。