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続・断然 犬派!!のわたしが6匹の野良猫の子を育てた ミルク飲め飲め、生きるために

今週のお題「ねこ」

前回の続きです。

パート先の倉庫で生まれた野良猫の子たち。

7匹のうち、3匹はおそらく母猫が育てている。

残された4匹をうちに連れて帰った。

 

まずは、いつも愛犬たちのお世話になっている獣医さんのもとへ直行!!

 

体重測定、体温、性別など健康チェックをしてもらった。

おそらく生後10日~14日。

男の子1、女の子3。

片目が開いていない子は目やにがあったからで、獣医さんが処置して開けてくれた。

 

獣医さんからは体温が下がりやすいのでしっかり保温すること。

 

えっ、真夏(7月)なのに~?

 

ダニが多いので、駆除薬をつけておくけど、犬とはしばらく接触禁止。

 

いや、うちの犬に猫を見せるわけには・・・。

噛んだりはしないだろうけど・・・。

 

母は大激怒ですね。

子どもの「捨て猫拾った~、ママ、飼ってもいいよね」

よりたちが悪い。

ミルク飲ませなきゃいけない、排泄も自力で無理、だいたい猫飼ったことない。

ど~すんのよ。

飼い主探すってだいたいそんな簡単に見つかるわけないでしょ~が!!

 

父も大激怒です。

猫、触れない。(嫌いなわけではない)

 

いや~、ホントに猫飼ったこともないんだよね。

連れて帰ってきちゃったけど。

わたし、猫抱っこした記憶あるのか? ん~ないか?

 

排泄は自力でできないので、お腹をトントンして出してあげる。

ほ~、ちょろちょろするね。

ミルクは猫用の粉ミルクを溶かして哺乳瓶で飲ませる。

 

吸い込む力が弱くて、哺乳瓶の切り口を大きくしてみる。

少し飲みやすくなったようだ。

でも、ミルクはなかなか減っていかない。

吸ってはいるけど、本当にお腹に入っているのか?

やり方が下手なのか、ぎゃーぎゃー泣かれてしまう。

 

子猫のからだをどのくらいの力で触ったらいいのか分からないのだ。

小さすぎて、手のひらにコロンと乗るサイズ。

ちょっとでも力を入れたら握りつぶしてしまうのではないかという不安。

 

小型犬用のソフトメッシュのケージを用意した。

先代の愛犬が冬に使っていたふかふかの布団、充電式の湯たんぽ、ケージにはジャケットをかぶせて保温することにした。

 

ミルクをうまく飲ませられない。

体重もあまり増えていない。

 

飲んでよ。

飲まないと死んじゃうんだよ!!

あったかいミルク飲んで、体をあっためてほしいんだよ。

シリンジでちょっと強制的にでも飲ませた。

 

平日、わたしがパートでいない日は昼の1回を母が飲ませた。

ものすごく大変だったと思う。

わたしが勝手にしたことに巻き込んでしまって。

 

こうやって書いていても、この授乳時期の大変さは伝わらないだろうと思う。

とにかく必死だったからできただけだ。

この子たちを死なせたくない、

生きてほしい、

それだけ。

 

続く。