医師の「働きましょうか」の言葉を待っても永遠にない
「まだ働いてもいいって言われてないんだ~」
医師が言ってくれるの待ってるの?
働きたいと思ってる人、それ、待ってても永遠にないよ。
お薬変えてみましょうか、増やしましょう、減らしてみましょう
って話は医師から自然にでてくる言葉ですが、
休職中の人は別として、わざわざ「そろそろ働きましょうか」なんて言ってくれない。
回復してきてもね。
ものすご~く症状が重いときに焦っていたらホントに止められますが・・・。
理由? そーだなー、
働くって大きな変化。体調が悪化してしまうリスクにもなる。
できるだけ安定して過ごせるようにと考えている医師としては、
リスクは避けておきたいと思う。
その人が働いているイメージがしづらい。
フルタイムかパートか、どんな仕事をするのか、
医師ってそれ以外の仕事ってあんまり知らないと思う。
一緒に働く看護師さんや心理士さん、スタッフのことは分かると思うけど。
先生がすすめてくるのは、たいていデイケアか作業所。
わたしは退院後にショートケアに通っていた時期がありますが、転居後に入院した時、退院前に強くデイケアを勧められました。
でも、行かなかった。
転居はすでに予定していたものなので、中途半端に仕事をする気はなかったから。
最後の退院後は、しばらくしたら働きたいと思ってたから。
デイケアや作業所は自分にあっているほど居心地が良くなる。
お互い同じような病気を持っていて分かりあえる。
スタッフも無理はさせないし、あれこれお世話してくれる。
でもさ、離れづらくなるよ。
これ以上良い場所はないってね。
他へ行くことが不安で怖くなってしまうんだ。
わたしは短期バイトから始めて4年ほどになります。
その間、医師から「働いてもいいですよ」と言われたことはない。
いつもハキハキとアドバイスしてくれるのに、
「え~、やりたいの~?」
「う~ん、どうかな~」
なんてあいまいな返事なんだ・・・。
これじゃぁ、いつまでたっても働き始められないじゃないか。
なので、事後報告することにした。
「もう決めてきました。」
「今、やってます。」
もちろん、最初からバリバリやってたわけじゃなくて、
初めては4日間、
次は週2で1ヶ月。
次は週3で1ヶ月。
次は週4で2ヶ月。
仕事内容の統一性はまったくなし。
やれそうだと思う内容とペースで、
この期間だけはなんとしてでもがんばる。
最初は反対されるかもしれないけど、
働いてみたら大変なこともいっぱいあるけど、
いつか応援してくれるさ。