ゲームが面白くなくて、勉強は好きな子どもの将来は・・・
今週のお題「ゲーム」
おうちで過ごす日々です。つまらん。
こんなときはゲームでもできたらいいんですけど、子どもの頃から楽しめない。
わたしが子どもの頃のゲームの定番はファミコン。
兄がクリスマスプレゼントに買ってもらったものです。
もちろん、兄だけではなくて、わたしも遊んでいい。
兄はさっそくソフトをいくつか買ってきて、どんどん増えて、学校から帰るとゲーム三昧。
あっという間に宿題しない、勉強しない。
で、わたしはほぼ使わない。
兄の隣で見ていることはあったのですが・・・。
面白くないんだもん!!
何度かやってみたことはあります。
でも、十字のボタンを押しながらAボタンを押すとか、タイミングよく押すとか、
ぜ~んぜんできないんです。
手の動きが不器用すぎるのと、タイミングを合わせるとか無理!!
あまりにやらないので、ちょっとは楽しめるようにと親が簡単だろうと思うゲームを買ってくる。
親の方から「これ、きっと楽しいからやってみよう」って。珍しいですよね。
やっぱりできない、
そして、兄のものとなる・・・。
兄は「ゲームばっかりしないの!!」としょっちゅう怒られていた。
わたしは学校の勉強のほうがずっと面白かった。
ドリルを1日〇ページとか。
そろばん塾とか英語教室とか。
テスト前の勉強も、
受験勉強だって全然苦にならなかった。
親にも先生にも勉強しなさいって言われたことがない。
ただ、楽しいと思える毎日を過ごしているのかなって心配されてた。
子どもらしくもっと遊んだほうがいいって。
勉強以外に何かはまれることがなかったのかと聞かれれば、ちゃんとある。
中学生の頃に飼い始めた愛犬のこと。
一緒に走って、ボール投げ、ブラッシング、しつけ・・・毎日毎日。
母があきれるほど毎日毎日。
でも、勉強もきちんと続けていたから、怒られるようなことは全くなかった。
大学の時、一人暮らしになり、演劇を始めた。
公演が近づくと深夜まで練習して、寝る時間が少なくなるときもあった。
でも、やっぱり勉強は好きだったから、空いている時間は図書館や自習室にいた。
演劇をやっているからといって、勉強をおろそかにしたくなかった。
成績はトップで卒業した。
大人になって、
親にゲームを買ってもらったことがある。こういうのも珍しい・・・。
うつ病になって、楽しいと思えることは何もなかったけど、
回復してきた頃にテレビでCMを見て、「面白そうだね」って言ったから。
欲しいと言った記憶は全然ないんだけど、
たぶん、わたしから
楽しいね、面白いねって言葉を聞きたかったんだと思う。
まず、Wii。
フィットネス、テニス、ミュージックの3つ。
ボタンを押すタイミングが全く合いません。
リズムに合わせて体を動かすのもズレてばかり。
結局、無理・・・。
次にDS。
もうゲーム系はあきらめて、脳トレや漢字。
これならまぁまぁ面白かったです。
でも、今はやってないですね・・・。
今、大人も子どももお家にいる時間が長くなっていると思います。
「ゲームばっかりして!!」と怒りたくなる場面も多いかと思いますが、
ゲームが全く面白くなく、できないわたしとしては、
楽しんでいいよ!!って思います。
確かに勉強を全くしないほどやるのは問題かもしれませんが、
楽しいと思えることがあるというのは、
心の健康にとって大事なことです。
楽しいと思えることは1つでも多いほうが、
ストレス解消の方法も増えます。
わたしはゲームを楽しむ子どもで、楽しめる大人になりたかったです。
ゲーム三昧の生活を送り、母に怒られてばかりで、成績も良くなかった兄も今は大企業で会社員。
一方、勉強大好きだったわたしは、うつ病で無職。
兄も大変な思いをたくさんしたはずだけど、どっちがまともな人生歩んでると思う?
手芸が好きなので、家では編物や小物作りがしたいのですが、材料がなかなか買いに行けません。
こういうとき、物置に眠っているゲーム機を楽しめたらいいのになぁって思うのです。