料理って何年振り? ほうれんそうのおひたし
うつになってから料理はしていません。
というより、できなくなったのです。
異常に疲れてしまう。
寝込んでしまうほど。
料理は認知機能のバロメーターと言われています。
これをしながらあれをして、そっちを見ながらこれもやる・・・。
すご~く頭の回転もエネルギーも使う仕事なんですよね。
かつてはわたしも料理をしていました。
おいしいとは言えないけど、満足してて、ちゃんとできるんだなって思えて。
うつになってからはずっと母に作ってもらっている。
感謝しないといけない。
それなのに、ときどき「今日のおいしくない」とか言ってしまう。
わがままだなって自分でも思うのだけれど。
今日は母の帰りが遅い。
父に「ほうれんそうを買ってきておいて」
と言ってたから、帰ってきてからおひたしを作るのだろうと思った。
昨晩はおでんを作っていたので、すぐ食べれるように。
父がテーブルの上にぽんっとほうれんそうを一束。
犬の散歩から帰ってきたら夕方5時半。
父はいなかった。母を駅まで迎えに行ったようだ。
流しは朝食と昼食の食器が置きっぱなしだ。
ストーブをつけて、お湯で食器を洗う。
母が帰ってきた。
おひたしはわたしが作るよ。
鍋でお湯を沸かして、ほうれんそうを洗ってゆでる。
ざるにあけて、水で冷ます。
水を切って、しぼって、等分に切って、おしまい。
レトルトとか冷凍もの以外では、何年ぶりにしたか覚えていない。
簡単だけど、簡単じゃない。
たかがゆでるだけだけど、
レトルトと一緒じゃないよ。
とりあえず、一品作れました。
少しは自分をほめてあげよう。