親の次にわたしのことを知っている友人
もう15年以上会っていなかった友人と会った。
会った、というか愛犬の散歩中に偶然に。
今日はいつもは歩かない駅前の通りを歩いていた。
一人の女性を追い越して、後ろから
「ねぇ、もしかしてヒロ?」
ビックリ!!
年賀状でこの近くに住んでいることは分かっていたのだけど、特に電話したりとかもなく、ず~と会ってなかった。
すぐに気づいてくれたのは、やっぱり愛犬のおかげだろうか。
うちの犬は犬種がず~と変わっていない。
飼い主としては、それぞれ体格も顔も全然違うんだけど、他人からみたらたいして変わらないらしい。
珍しい犬種ではないけど、チワワとかトイプードルみたいに多くはないし。
まぁ、わたしといえばこの犬、という感じ?
高校の教員をしている友人は、去年までものすごく忙しかったそう。
今年は休校もあって少し落ち着いていると。
わたしは仕事辞めちゃってさぁ、って話をした。
病院のスタッフなら需要は多いんじゃないのぉって言われたけど、
最近患者さん減ってるし、今は求人少ないんだよって。
またね、遊びにおいでよ。
っていうか、こんなに近かったんだね。
ところで、わたしは友人と気づかぬまま追い越したんだけど、
なんとなく、気になる雰囲気を感じていた。
それは、帽子。
変わっているとか、そういうわけでもなかったんだけど・・・。
友人だと分かって思った。
ふふっ、おしゃれじゃないことは変わってないよね。
わたしもだけど。
あっ、でも、わたし仕事帰りじゃないからね。犬のお散歩してただけだから。
お互い、そんなに変わってなかった、というのを感じた日でした。
わたしたち、幼稚園で出会ったんだよね。
小学生になってからも同じクラスで背の順が1番前と2番目で、
たくさんたくさん遊んで、
親の次にわたしのことを知っている。
何年会ってなくたって、ずっと友達なんだよ。